企業を動かしているのは「人材」です。
そのため、多くの企業様が人材育成に力を入れていると思いますが、これが不足すると様々な弊害が発生する可能性がございます。
以下にて、その弊害の一部についてご紹介いたします。
戦略性の低下
競合と差をつけるためには企業戦略は非常に大切なものですが、人材育成が不足することによって戦略性の低下が予測されます。
企業がどう動くかを決めるのは人です。
つまり人は企業戦略の礎となるわけですから、人材育成が不足すると脆弱な戦略ばかりが生み出されてしまいます。
これを防止するためには、やはり人材育成に力を入れるのが最適ではないでしょうか。
指示待ち社員の増加
現在では多くの経営者・組織幹部の方々が「指示待ち社員」に頭を抱えています。
指示待ちとは逆に考えると、指示に対して迅速に動き適切な業務遂行能力を持っていると言えますが、やはり自己判断能力に欠けるという部分が目に余ります。
自己判断能力に欠けていると、文字通り「言われたこと」しか遂行できないだけでなく、不測の事態が起こった際は自分で対処ができなくなります。
指示待ち社員が多くなると、会社全体の業務に悪影響を及ぼすのは必至です。
社員が成長できない
社員は日々の業務をこなしていくことでビジネスマンとして成長していきます。
成長の幅には個人差がありますが、人材育成をしっかりと行うことで、個人の伸びを底上げすることができます。
これが不足するということはすなわち、本来伸びるはずの能力が伸ばせなくなるということです。
ひとりひとりの人材の成長は、会社に大きな恩恵をもたらします。人材の成長・会社の成長のためにも人材育成は重要なものなのです。