NO112 健康経営

2024年1月19日

健康経営については経済産業省による健康経営優良法人認定制度というのがあります。健康経営優良法人認定制度とは、優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。健康経営優良法人には「大規模法人部門」と、中小規模の企業等を対象とした「中小規模法人部門」の2つの部門により、それぞれ「健康経営優良法人」を認定しています。10月申請して審査の上、上位500社が3月に認定の発表があります。「健康経営優良法人」に認定されると、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的な評価を受けられます。

認定要件には大項目で5つ小項目で20項目ほどあります。

大項目では

1 経営理念・方針

2 組織体制(健康づくり担当者の設置)

3 制度・施策実行

4 評価・改善

5 法令順守・リスクマネジメント

となっております

 

また、「健康経営優良法人」ロゴマークの使用が可能となります。

この認定を受けるためには、過去3年間労働安全衛生関連の重大な法令違反がない事などの基本事項に加え労働者の健康保持増進対策、メンタルヘルス対策、過重労働対策、安全管理など、幅広い分野で積極的な取り組みを行っていることが求められます。決して楽々受賞とはなりません。しっかりとした取り組みが求められます。