NO 15 コミュニケーション

2015年4月27日

社員とのコミュニケーションの1つとして始めた社長通信「すすめーる」は2002年4月1日社長就任の日から社内Web上で5年半毎週欠かさず続けました。内容は「会社の考え」「社内での出来事」「お客様の声」など毎回テーマを決めて毎週月曜日の夕方、原稿A4版3~4枚、3~5000文字の量を07年10月の退任の日まで欠かさず発信 土日中心に原稿を書き277号発信しました。

具体的内容としては「価格に対する意識改革」「お客様の声」「決算説明会の内容」

         「現場の声と管理者の役割」「管理者・リーダーに期待するもの」

         「海外事情」「オペレーション改革」

         「日本の生産性と当社の生産性」「部門発表会や部門表彰、社員表彰の様子」

         「エスペックから選ばれる人」「選ばれない人」「現場の声」

など役員や部課長と議論する内容やお客様の声や現場社員の声などを伝えました。その他、感動した本の紹介もしました。そして翌朝には1000件のペースで読んでくれた社員のカウント数が表示され反応がすぐに分かりました。そして回を重ねる毎に社員の経営意識が高まったように思います。

また7~8人単位 で「社長懇談会」を年20回ペースで開催、現場の声を聞くことにも取り組みました。

  ・ 仕事上の悩み、職場の課題、会社への意見・ 要望をざっくばらんに聞くというスタイルで開催しました

  ・ 5年半で延べ100回700人以上の社員と懇談会を実施,感想文を提出してもらいました

   1年ほどたちますと感想文がイキイキしてきて、感動の返信が 返ってくるようになったのです   

  ・現場の要望では「他部門の情報が入ってこない」「相互研鑽の場が必要」「忙しすぎる」「同じ職場に長く

   いるとマンネリになる、人事交流をして欲しい」など多くの意見・要望が出ました。

  ・これらは「すすめーる」で現場の声として、年2~3回、延べ数百件原文のまま掲載しました

  ・それを見た社員が自分たちの声が経営サイドに届き、取り上げられているということで、双方向のコミュニ

   ヶ―ションが活発になり経営陣も現場の問題を解決することで、良い循環になったように思います。

こうした取り組みで全社的にコミュニケーションが活発になり職場の活性化に大きく貢献をしたと思います。