NO32 胃のポリープ手術をする

2016年8月31日

今まで病気らしい病気をしたことがなかったのですが(過去、10年おきぐらいの頻度で尿路結石で3度救急車で運ばれ痛み止めの点滴で1晩入院、1度は結石爆破入院した事も、また仕事のストレスから5か月ほど不整脈が続き大学病院に通院)

この8月 はじめて胃のポリープの切除の手術のため1週間入院しました。

7月末「少し胃のあたりに違和感」があり家内に相談すると近所に良い胃腸内科のお医者さんがあるから見てもらったらということで、内視鏡検査をしてもらいました(6年程前、大腸の内視鏡検査を受けて 内視鏡が内部の曲がった腸の角にあたった時の痛みが尋常でなかったこともあり数年前からの人間ドックでも内視鏡検査を避け胃の検診はバリューム検査で通していました)

その結果、「胃の上部に7ミリ程度のポリープがあり、組織を採って生検の結果をみるが、場合によっては大きい病院を紹介するので切除しておいた方が良い」と言われました。1週間後、「生検の結果、癌ではないが、いずれ癌化する可能性があるので早目に内視鏡で切除した方が良い」とのことで日赤病院の胃腸内科に紹介を頂きました

内視鏡検査の後、夏休み期間を利用して1週間入院しました。初日に内視鏡によるポリープの切除が行われ、当日の朝から翌日昼食まで5食は絶食、点滴で過ごし翌日の夕食から軽めのおかゆと煮野菜、煮魚を頂きました。点滴のせいで特別お腹が空くということもなく、手術の時も含め胃痛はありませんでした。入院で2キロ体重が減りました。退院の前日、内視鏡検査の時、患部から多少の出血があるということで電極で患部を焼く手当をしていただきました。4度焼く模様を画像で見ていましたがバシバシという音と共に真っ黒に患部が焼かれ止血が成功しました。内視鏡という医療機器は想像以上に進化しており「内部を写す」「切除する」「薬液を注入する」「焼く」等様々な医療行為を自在に遠隔操作で出来ることを目の当たりにして驚きました。

結果、胃患部周辺約2,5センチ四方を3層にわたって切除が成功に終わって退院後2週間がたちますが経過は良好です。手術の時の細胞の生検の結果は初期の癌ということで早いうちに手当して良かったと納得している次第です、担当医師もベテランの方で安心して手術を受けられましたし看護や食事も申し分ありませんでした。今回のポリープ手術に至った原因は何だったろうと考えてみますと、3度の食事は特別偏ったモノでもありませんでしたので1年程前から夜中12時ごろに2~3杯の冷たいウイスキーや焼酎を週3~4回飲むようになったのがいけなかったのかなと思っています。(それまで家で飲むことは月に1~2度で少なかった)今後は飲酒の量を減らし飲酒の時間帯も夕食時か10時までにし胃へのストレスを減らしたいと思います。

いずれにせよ6年前から始めた毎日のウォーキングやラジオ体操を続け、規則正しい生活、小さな異変にも早め早めにケアすることが大切だと思いました。人参ジュースに青汁も続けます。健康であってはじめていい仕事が出来るわけですから・・・

<追記>3か月後の11月、内視鏡による胃の手術後の検診を行いましたが経過は「良好」とのことで安心しました。合わせて血液検査でも過去、コレステロール値が高い、ALT(GPT)の肝機能が高い等改善を指摘されていましたが、今回は「すべての値でクリアーしていてまったく問題ありませんね」と言っていただき一安心しました。今後飲酒や食べ過ぎに注意し運動に心掛けたいと思います。