この6月6日(木)クローズアップ現代で「脱おっさんの仕事塾」という番組がありました。またこの番組のもとになった本を購入して(「会社人生を後悔しない40代からの仕事術」石山恒貴+パーソナル研究所)通読してみました。キーになるところだけ紹介します。
ミドル・シニア期の会社員のジョブ・パフォーマンスに影響を与えている要因を分析した結果「自走力」が高い人には次の5つの行動特性が見られたそう
です。
1 まずやってみる <Proactive>
2 仕事を意味づける <Explore>
3 年下とうまくやる <Diversity>
4 居場所をつくる <Associate>
5 学びを活かす <Learn>
40歳を越えたビジネスパーソンが、ある種の「壁」を感じる時、その人はこれらの行動のうち、いずれかでつまずいている可能性があるというのです
逆に「ミドル・シニアの優鬱(ゆうつ)」に陥ることなく、イキイキと働き続け「自走力」を発揮している人はこの5つの行動を実践できているのではな
いかと考えられます。
中でも①「まずやってみる」③「年下とうまくやる」⑤「学びを活かす」の3つが大事だと思います。そうすると著者の石山さんおっしゃるように5つの
行動が「具体的経験を積む」→「事態を観察して振り返る」→「ノウハウに落とし込む」→「現場で実験する」という学びのサイクルが廻り、職場で好循
環を生みミドル・シニアの満足感が得られるのではないでしょうか