NO 79 SFA/CRM導入

2020年9月2日

 SFAはSales Force Automation(セールス・フォース・オートメ―ション)の略で営業支援システムと呼ばれます。CRMは Customer Relationship Management (カスタマーリレイションシップ・マネジメント)の略で顧客管理システムと呼ばれます。

3年ほど前から、お客様のIT化の主要なシステム&ツールとして有効だと考え導入に向けてお客様と勉強会や検討会を重ねてきました。また3回ほど日本

経済新聞社主催のSFA/CRM関連のセミナーに参加、導入企業が増えていることを実感しました。

SFAは営業担当者個人に留まりがちな既存顧客や見込顧客の情報を記録・一元管理することで案件の履歴や進捗の共有・分析が可能となり、営業活動の

属人性を減らし組織として効率的な営業業務に変換することが可能となります。 セールスマンの管理が目的ではなく顧客管理と案件管理を目的に効率的

な営業の推進、営業の質の向上、人材育成に役立ちますので一定規模以上の企業は是非導入を検討し進めて下さい。

   ・顧客管理・・・売れる可能性の高い顧客の優先順位付けと囲い込み(CRM)

   ・案件管理・・・引合いを頂いた見込案件の受注見込み時期、受注確度、商談進度

   ・訪問管理・・・顧客ランク、商談進度に応じた訪問頻度の確保

CRMは、主に情報システムを用いて顧客の属性や接触履歴を記録・管理し、それぞれの顧客に応じたきめ細かい対応を行うことで長期的な良好な関係を

築き、顧客満足度を向上させる取り組みです。それぞれの業界の1位、2位の会社がこれらのシステムを導入しているなら、3位以下の会社が旧来の方法

だけでは、いずれ遅れを取るだけです。業界をリードするためにも受け身ではなく、主体的にSFA/CRMを自社の中に導入・定着させ顧客管理と案件管理が

うまく運用出来るように進めて下さい。