変化の激しい時代に社員の働く意欲や生産性をどう高めるか企業にとっても大きな課題です。成果を上げてきた大日本印刷(DNP)の事例を紹介します(日本経済新聞社2022,10,7日しごと進化論参照)
下段の9項目の心の栄養素について毎月3分ほどで自己評価、部署ごとに課題が浮き彫りになります。「1人で抱え込んでいないか」「人間関係」「支援」「承認」が不十分な点に気づき改善案を話し合い2~3人が連携して助け合う体制を強化、取り組んでみます。スコア70近い場合取り組みを強化、80近くまで改善すれば社員の働く意欲が向上するのではないでしょうか。
◇働く人の9つの「心の栄養素」
個人1 職責(やりがい、裁量)
2 自己成長(達成感、機会)
3 健康(仕事量、ストレス)
周囲 4 支援(困難への手助け)
5 人間関係(上司、同僚)
6 承認(認め合い、評価)
組織 7 理念・戦略(経営陣への信頼)
8 組織風土(挑戦の後押し)
9 環境(働きやすさ・給与)
◇チームの働きがいを高める5つの視点
① 低スコアでも犯人探しはNG
② スコアは組織の映し鏡、現状を省みる
③ 結果は改善への対話のきっかけ
④ 分析で良いところにも着目し行動
⑤ 海図なき航海は失敗、理想を議論